はじめに
この記事ではWSLのセットアップ方法を学習していく記事です。 学習したことや忘れやすいこと、よく使う内容を主に書いていきます。
間違いがありましたら、修正していく予定です。
WSLをセットアップする
WSLで設定したUbuntuのパスワードをど忘れしてしまったのでスクラップアンドビルドで再構築します。 以下、参考にしたドキュメントです。
WSL を使用して Windows に Linux をインストールする方法
インストールコマンド
以下のコマンドでインストールできます。デフォルトではUbuntuをインストールします。
wsl --install
インストールできるディストリビューションの一覧を表示する場合は以下のコマンドを実行します。
wsl --list --online
実行結果
NAME FRIENDLY NAME Ubuntu Ubuntu Debian Debian GNU/Linux kali-linux Kali Linux Rolling Ubuntu-18.04 Ubuntu 18.04 LTS Ubuntu-20.04 Ubuntu 20.04 LTS Ubuntu-22.04 Ubuntu 22.04 LTS OracleLinux_7_9 Oracle Linux 7.9 OracleLinux_8_7 Oracle Linux 8.7 OracleLinux_9_1 Oracle Linux 9.1 openSUSE-Leap-15.5 openSUSE Leap 15.5 SUSE-Linux-Enterprise-Server-15-SP4 SUSE Linux Enterprise Server 15 SP4 SUSE-Linux-Enterprise-15-SP5 SUSE Linux Enterprise 15 SP5 openSUSE-Tumbleweed openSUSE Tumbleweed
インストールするディストリビューションを変更する場合は-d
オプションを使います。
wsl --install -d "Ubuntu 22.04 LTS"
ディストリビューションを削除する
インストールしたディストリビューションのリストを表示します。
wsl -l -v
実行結果
NAME STATE VERSION * Ubuntu-20.04 Stopped 2 rancher-desktop-data Stopped 2 rancher-desktop Stopped 2 Ubuntu Running 2
削除したいディストリビューションの名前を指定します。
※以下のコマンドを実行するとディストリビューションにマウントされているディスクも削除されます。
wsl --unregister Ubuntu-20.04
すでにインストールされているディストリビューションを起動する
まずはインストールされているディストリビューションをチェックします。
wsl -l -v
実行結果
NAME STATE VERSION * rancher-desktop-data Stopped 2 rancher-desktop Stopped 2 Ubuntu Stopped 2
アスタリスクがついているものはwsl
コマンドを実行するとデフォルトで起動されるLinuxです。
変更する場合は以下のコマンドを実行します。
wsl --set-default Ubuntu
以下のコマンドでLinuxを起動します。
wsl --distribution Ubuntu
起動中のディストリビューションをシャットダウンします。
wsl --shutdown Ubuntu
まとめ
WSLの使い方をおさらいしました。よく使うので忘れた逐一、見返したいと思います。