週間Azure(20240122-20240129)

先週のアップデートを見ていくYo!

もくじ

  • アップデート一覧
  • 要約
  • 最近の話題
  • その他

アップデート一覧

要約

主に以下のサービスでアップデートがありました。

  • Azure Site Recovery
  • Azure Spring Apps
  • Azure API Management
  • Azure Monitor Log Analytics Workspace
  • Azure Active Directory B2C
  • Azure Monitor VM Insights
  • Azure Data Explorer
  • Azure VM Image Builder
  • Azure Automation
  • Azure Monitor logs

分野でざっくりいうとログとアプリケーション、モニタリングのアップデートがありました。 運用面においてはイメージの自動作成がGAされました。

所感

Azure Active Directory B2Cと聞いて「Azure ADEntraIDになったのでは?」と思ったんですが、例外もあるそうです。

Azure Active Directory の新しい名前 - Microsoft Entra | Microsoft Learn

また、今回のアップデートは運用やアプリケーションがメインであるようにも思えました。

イメージの自動作成についてはAWSにも似たようなサービスがあってAWS Backupなどを使うと似たようなことができるので すぐに理解できました。

最近の話題

Microsoft Playwrightで始めるブラウザテストというタイトルで .NETラボ 勉強会 2024年1月に登壇しました。

その他

本の書評を簡単に少しだけ書きました。

書籍のタイトル:Azure OpenAI ServiceではじめるChatGPT/LLMシステム構築入門 単行本(ソフトカバー) – 2024/1/24

#AOAIドーナツ本 を読了
2周読んだ。👀
いやほんと、「素晴らしい」と思いながらため息でございます。😇

ロールアップしていくと
ChatGPTやAzue OpenAI(AOAI)の概要を知りたい人向けではなく、LLMシステムをどのようにして構築するかが詰まっている書籍でした。
つまりはタイトルどおりです。

AOAIを具体例にしてLLMシステム構築に必要な話が体系的に記載されています。
記載されている内容は他のクラウドサービスにも通じるところがあるため、AOAIじゃなくても良いところがあります。

つまり、別のクラウドサービスに知見が深い場合は本書のノウハウを活用することで別のクラウドインフラ上でLLMシステムを構築できるようになるかなと思いました。

また、本書ではLangChainをベースにして説明しているためLangChainの話しか無いのかというとそうではなく、SemanticKernelの説明もコラム程度で存在します。

さらに、本書で紹介されている実装例にはAzure Developer CLIが使われているというところもポイントです。

他にはLLMのハンドリング(ハルシネーションの話など)、ユーザーエクスペリエンス、認証認可、課金、アーキテクチャ、検索精度などなど
実際にLLMシステムを構築しようとなったときに壁となることに対しての対処法が記載されています。めっちゃ、ありがたい!神です!

今日ですでに2周くらい読んでますが、実際に作りながら、3周目に突入したいと思います。※とくにまだ自分には早いかなと思って軽くて飛ばした部分などを重点的に

AOAI書籍